池井戸潤さん原作「連続ドラマW シャイロックの子供たち」の感想やあらすじ・気になった点

この記事では、「連続ドラマW シャイロックの子供たち」の感想やあらすじ(さわり)、そして気になった点を私の視点で綴っていこうと思います。

WOWOWらしい重厚で骨太な作品。

そして出演スタッフも実力派ばかりの豪華さ。

社会で戦う人々に刺さる一作です。

「シャイロックの子供たち」とは?原作や概要

本ドラマは、池井戸潤さんの同名小説が原作。

2006年に単行本が出版され、2008年に文庫版が出版されました。

累計発行部数は50万部を超えます。

WOWOWオンデマンドで、2022年10月9日に0話から3話まで、2022年11月6日に最終話が放送されました。

タイトルの「シャイロック」とは、1597年頃に書かれたシェークスピアの喜劇「ヴェニスの商人」に登場する、強欲なユダヤ人高利貸しのこと。

「ヴェニスの商人」は、「シャイロックの悲劇」と呼ばれることもある、多様な解釈ができる物語なんだとか。

簡単なあらすじ(さわりだけ)

ではここで、本作の簡単なあらすじをさわりだけ書いてみます。
もちろんネタバレはありません。

東京第一銀行 長原支店。
ある日、課長代理・西木が突然姿を消す。

本部の人事部・坂井は長原支店に赴き、西木と関係の深い行員にヒアリングを行う。
その中で見えてきた、西木という人間像。

西木が疾走する1ヶ月前から、暴行事件や現金紛失事件など、刑事事件にもなりかねない不祥事が立て続けに起こっていた。

果たして、それらの事件との関連は?

そして、西木はどこにいったのか?

0話目は約30分の放送

本作は、他の連続ドラマW作品と異なり、「0話目」が設けられています。

放送時間は約30分。

この回は、登場人物の関係を表すのがメインです。

「坂井のヒアリングタイム」と言って良いかなと。

一気に観たほうが良いのかな?

私はWOWOWオンデマンドで視聴したのですが、

10月9日に0話・1話・2話・3話が公開され、11月6日に最終の4話が公開されました。

3話から4話の間に1ヶ月ほどの空きがありまして、4話を観る際に話の流れや相関図を忘れてしまっていた面もありました。

そう考えると、一気に観たほうが良いかもしれません。

全部観た後に、もう一度振り返ってみても良いかもしれませんね。

誰が犯人なのか分からない緊迫感!WOWOW×池井戸潤はやはり鉄板

ドラマでは西木という男を中心に、行員同士の人間関係や長原支店で起こった事件が描かれます。

誰が犯人なのか分からない、誰が悪なのかも分からない。

緊迫感があり、とても楽しめます!

WOWOWでは、過去に何作もの池井戸作品がドラマ化されましたが、本作も見応え十分。

WOWOW×池井戸潤は、やはり鉄板ですね。

同じく池井戸潤さん原作の「空飛ぶタイヤ」「株価暴落」「下町ロケット」も超おすすめです。

「シャイロックの子供たち」のキャスト

本作の主人公は、井ノ原快彦さん。
東京第一銀行 長原支店課長代理・西木を演じます。

東京第一銀行本部 人事部調査役・坂井を玉山鉄二さんが演じます。

その他の登場人物を、

西野七瀬さん
三浦貴大さん
萩原聖人さん
加藤シゲアキさん
前川泰之さん
水橋研二さん
森永悠希さん
橋本じゅんさん
映美くららさん

など実力派キャストが演じます。

前川さんのしたたかな演技が光る!

長原支店町・九条を演じる前川泰之さんのいやらしいというか、したたかな演技が光っています。

水橋研二さんが演じる黒田とのぶつかり合いは必見!

互いの不正をちらつかせ合う心理戦は、見応え十分です。

西野七瀬さん演じる北川が良いんです!

本作には、西野七瀬さんが主要キャストで出演し、西木の部下・北川を演じます。

西木を慕い、でも言うべきことははっきり言う。
そんな芯が通った女性が描かれています。

(たまに怖い?)

西野さんにとっても適役だと思いました。

今後も連続ドラマWへたくさん出て欲しいです!

次はぜひ、悪い役が観たいなと。

連続ドラマWにお馴染み!玉山鉄二さん

そして、連続ドラマW過去作に多数出演されている玉山鉄二さん。

今回は、人事部調査役という堅い役を演じられています。

私個人としては、「小林薫さんとの戦い」というイメージがあったのですが、今回は違いました(笑)

本作の中心人物です。

【これがなくちゃ】苦しんでこそのタマテツ?

言い方はどうかと思いますが、玉山鉄二さんといえば「苦しむ・悲しむシーン」です。

過去作では、深く苦しんだり悲しんだりするシーンが例外なくありました。

今回、堅くて淡々とした様子だったので、「今回は苦しんだり、悲しんだりしないかな」と思っていたら、しっかり用意されていました。

これでこそ!苦しんでこそのタマテツです。

玉山さんが出演された他の作品もぜひ御覧ください。

「シャイロックの子供たち」で気になったシーン

とても骨太で、最後まで目が離せない今作ですが、一つだけ気になるシーンがありました。

変なシーン、というわけではありません。

気になったのは私だけかもしれませんが。

最終話。

あるシーンで、橋本じゅんさん演じる伊島が映ります。

それで少し後、坂井と北川が西本を見つけるために、街の人に聞き込みを行うシーンが映るのですが。

聞き込み相手が、橋本じゅんさんにかなり似ているんです。

最初観た時、「ん?双子ということかな」と真面目に一瞬考えました。

多分、視聴者の中には気になった方もいると思います。
良かったら確認してみて下さい。

組織の中で一生懸命に生きる社会人必見のドラマ

今回は、「連続ドラマW シャイロックの子供たち」の感想などを綴りました。

組織の不条理に直面しても、懸命に生きる社会人の方におすすめのドラマです。

ぜひご覧になって下さい。

これからも、WOWOWには骨太な大人ドラマの制作を期待します。

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