安東能明さん原作「連続ドラマW 撃てない警官」キャストやあらすじ・見所を紹介

堕ちるところまで堕ちます

しかし、あなたと違って必ず這い上がります

今回は、田辺誠一さん主演「連続ドラマW 撃てない警官」を紹介します。

警察ドラマは数あれど、「出世闘争」にフォーカスした作品は異色です。

質の高い警察ドラマをぜひ堪能してください!

視聴前に読んで頂けたら幸いです。

主人公が「警務課」という異色作!「撃てない警官」とは?

本ドラマの原作は、安東能明さんの同名小説。

2010年10月に発行されました。

WOWOWでドラマ化されたのは、書籍発行から6年後。

2016年1月10日から2月7日まで、全6話が放送されました。

第一話 敗走
第二話 孤独の帯
第三話 第3室12号の囁き
第四話 随監
第五話 抱かれぬ子

と各話にタイトルが付いています。

警察・刑事ドラマと言うと、「逮捕」「取り調べ」「捜査」といったキーワードが思い浮かぶのではないでしょうか。

ただ本作の主人公は警務部のエリートで、他の警察ドラマの主人公とは少し異なります。

(第一話冒頭の「警察に就職した」というセリフがなんとも印象的です)

柴崎には、これまで現行犯逮捕の経験はありません。

現場とは遠い所で出世に向かってひた走ってきた男が、突然迎えた試練といえるでしょう。

(ちなみに前クールでは「誤断」、後クールでは「メガバンク最終決戦」が放送されました)

あらすじ(ネタバレ無し)

警視庁総務部企画課係長の柴崎は、警察官の中でも一握りのエリート。

出世だけを考え、野心を燃やしながら業務に邁進していた。

ある日、部下が射撃訓練の途中で突然拳銃自殺を図ってしまう。

柴崎は、上司である中田から電話での指示を受け拳銃携帯を許可した。

しかし中田は柴崎に電話をしていなかった。

結局、柴崎が責任を取る形で足立署に左遷されることになる。

「なんであんなやつのために...」中田が裏で手を回していることを柴崎は知っていた。

妻の父親で元警察官でもある山路から「本庁に戻るには、中田の弱みを握るしかない」と助言される柴崎は、逆襲を開始する。

事件の真相なんてどうでも良かった。

ただ本庁に復帰したい、エリートであり続けたかった。

WOWOWが制作する警察・刑事ドラマは一味違います!

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「撃てない警官」の相関図

ここで、本ドラマの簡単な相関図を作ってみました。

「連続ドラマW 撃てない警官」の登場人物相関図

柴崎を中心に、上司の中田や家族、左遷先の足立署が関わってきます。

「撃てない警官」のキャスト

本作の主人公・柴崎を演じるのは田辺誠一さん。

柴崎の上司・中田を演じるのは石黒賢さん。

その他の登場人物を、

中越典子さん
山本學さん
高橋和也さん
諏訪太朗さん
嶋田久作さん
中丸新将さん

といったキャストが演じます。

キャラが濃い!「撃てない警官」の見所

ではここから「撃てない警官」の見所を、個人的な視点で紹介します。

本作の見所となると、登場人物のキャラに集約されるかなと思います。

では見ていきましょう。

「絶対本庁に復帰する!」野心を燃やす主人公・柴崎

主人公・柴崎はいわゆる「総務畑」のエリート警察官。ドラマ中の言葉で言うと「高価な血液」です。

とにかく出世のことしか考えていません。

少なくとも物語冒頭の段階では、「正義のヒーロー」とは全く異なります。

そんな柴崎が、本庁から所轄に左遷になるのですから、そりゃショックは相当なもの。

アンティークショップで品物を壊してしまった際、先の拳銃自殺と混同して「なんで私を疑うんですか?」と店員に嘆いたり。

拳銃自殺した刑事の不倫相手のもとを訪れた際に、つい「こっちも迷惑しているんですよ」とこぼしたり。

自分を陥れた中田に逆襲したいとか、事件の真相をはっきりさせたいというよりも、本庁に復帰したいというモチベーションが最も大きいわけです。

そのためだったら、敵味方とか関係なく何でも利用します。

そんな柴崎ですが、足立署に移ってから少しずつ変わっていくことに。

物語を通じて、出世ファーストだった柴崎が徐々に変わっていく様子にも注目です。

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「人間やめて刑事になれ」鬼教官・助川

足立署副署長の助川(嶋田久作さん)は、かつて警察学校で柴崎と対面していました。

今日から人間なんてやめて刑事になれ」という言葉に、柴崎は衝撃を覚えたのでした。

刑事としては優秀かもしれませんが、人としては...どうなんでしょう。

警察官なのに、平気で立ちションするし(笑)

足立署でも、警察官として柴崎を鍛え上げます。

「俺はお前が嫌いだ。あれからワッパ(手錠)かけたか?あざのつかない殴り方を覚えたか?」

鬼教官・助川にも注目しましょう。

柴崎の上司でありながら天敵・中田

柴崎の上司・中田(石黒賢さん)は警視庁総務部企画課長。

(ドラマ中で警視正に昇進します)

柴崎の出世をことごとく阻み、柴崎が不祥事を起こしそうな気配があれば必ず顔を出します(笑)

第3話で足立署内での重要書類紛失が描かれます。

足立署に向かう時の中田がとーっても嬉しそうなんですわ(笑)

「柴崎vs中田」の戦いがどうなるのか?必見です。

それにしても、石黒賢さんがこういう役を演じたら超一級品ですね!

独特な雰囲気とBGM

言葉にするのは難しいのですが、ドラマ全体が独特な雰囲気です。

画もなんていうか、回想シーンみたいな不思議な感じと言いましょうか。

「WOWOWドラマは映画みたい」と言われることがありますが、本作は決してそうではない。

でも、それが良いと思うんですよね!このドラマの魅力の一つです。

オープニングとエンディングで流れるテーマ曲も大変癖になる!

(サントラとか音楽アプリにないのかな?)

他のWOWOWドラマとは一味違います。

実際にご覧になってみてください。

上質!大人向けの警察ドラマを堪能しましょう

この記事では、「連続ドラマW 撃てない警官」を紹介しました。

決して派手さはありませんが、その分ジワジワ「染みる」作品だと言えます。

そして不思議と何回も観たくなるという。

今作も大人向けの上質ドラマ。それでいて異色の警察ドラマです。

ぜひじっくり堪能しましょう!

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