染井為人さん原作「連続ドラマW 正体」のあらすじや見所・感想(逃走・潜伏を描いた骨太ドラマ)

「鏑木は、本当に殺人犯なのか?」

この記事では、
「連続ドラマW 正体」のあらすじや見所・感想などを綴ります。
脱獄した死刑囚・鏑木を描く本作ですが、物語が進むにつれて、
「本当に殺人犯なのか?悪い人なのか?」
と分からなくなるでしょう。

とにかく良作です!

「連続ドラマW 正体」の原作・あらすじ・キャスト

ではまず、本作の概要を簡単にまとめます。

【あらすじ】原作は染井為人さんの傑作小説!

本ドラマの原作は、染井為人さんの小説が原作。
2020年1月に単行本が発売されました。

ここで本ドラマのあらすじを簡単に綴ります。


殺人の罪で死刑を宣告された死刑囚・鏑木。
移送中に、サービスエリアで突如脱走を図ります。
その後、

土木工事
WEBライター
パン工場

など職種を転々としながら、全国を股にかけ1年以上逃走を続けます。
鏑木が会おうとしているのは、事件の唯一の目撃者である井尾という女性。
若年性認知症を患っており、千葉県の介護施設にいます。
彼女しか鏑木の無罪を証明できる人間はいません。

果たして、事件の真実は?
そして鏑木は、有罪なのか?無罪なのか?


主演は亀梨和也さん・その他豪華キャストが集結!

「連続ドラマW 正体」 の主演は亀梨和也さん。
ドラマW初主演で、死刑囚の鏑木を演じます。

その他の登場人物を、

黒木瞳さん
上川隆也さん
市原隼人さん
貫地谷しほりさん
若村麻由美さん
高畑淳子さん
音尾琢真さん
堀田真由さん
濵田崇裕さん

など実力派・豪華キャストが演じます。

監督は、「リング」「仄暗い水の底から」などを手掛けた中田秀夫さん。
2022年3月12日から4月2日にかけて全4話が放送されました。

「連続ドラマW 正体」の見所【個人的】

ではここで、本ドラマの見所を個人的な視点から書きたいと思います。

1.亀梨さんの変装

脱獄した死刑囚・鏑木は様々な場所に逃走し潜伏します。

名前も「遠藤」「那須」「久間」「桜井」と別の名前を名乗りますが、何より外見が全く違うんです。
ある時はニット帽を常に被っていたり、ある時は金髪、またある時は片目に眼帯をしていたり。

同じ人間が、ここまで外見を変えられるのかと驚いてしまいます。
それでもバレることがあるってことは、人間は雰囲気や顔のバランスで識別しているからってことでしょうか。

もっとも、亀梨さんがどんな変装しても全て顔が整っているのは、「まぁそうなるわな」ってことで(笑)

ぜひ、変装に注目して頂きたいです。

2.ちょっと怖いような...ホラー要素もある逃走劇

逃走や潜伏を描いたドラマって他にもあると思います。

アクション要素が強い作品や、暗い感じの作品まで、カラーは様々。

その点、本作は中田秀夫さんが監督・監修を手掛けているのもあり、ホラー映画の要素もあるのかなと思います。

画質もそうですし、ジャパニーズホラー的なじわじわ迫る緊張感を堪能できる作品です。

ドラマというより、映画に近いよなぁ。

3.【おすすめ回は?】2話目(3月19日放送)がおすすめ

本ドラマは全4話構成。
どの回も面白いのですが、個人的には2話目がおすすめです。
貫地谷しほりさん演じる安藤のメディア会社に、WEBライター「那須」として働き始めた鏑木。
安藤は那須に惚れ、2人で同棲を始めるのでした。

では、2話目の注目ポイントも書きますね。

2話目の注目ポイント①弱々しい上川隆也さん

2話目から、ドラマWでお馴染みの上川隆也さんが出演します。
電車内で痴漢の疑いをかけられ、それが原因で人生に行き詰まり、自殺を図る弁護士を演じます。
鏑木に助けてもらい、「冤罪事件で苦しむ人を救う」ために再起します。

連続ドラマWでの上川さんと言うと、強い役のイメージがあったものですから、この役は新鮮に感じられました。

物語の重要なポイントです。
ぜひチェックして下さい!

2話目の注目ポイント②しつこい又貫刑事(早く帰れよ)

2話目の終盤あたり、安藤の家(一軒家)に警察が聞き込みに来るシーンがあります。

音尾さん演じる又貫刑事が、「家の中を見せてくれますか?」と家の中を調べるんですが、かなりしつこいんです(笑)

鏑木をかばう安藤の話を聞いてはいますが、明らかに信用していないのが分かるし(笑)

一度帰ったと思ったら、すぐに戻ってくるし。
さきほど「ホラー要素がある」とお話しましたが、
ドアをバンバン叩いて、すりガラスから覗いているシーンはホラーですよ(笑)

「もう早く帰れよ」と思いましたね。

2話目のハイライトと言っても良い、このシーンは要チェックです。

4.鏑木が救った人達が、鏑木の無罪を証明するために戦う

2話目がおすすめと話したばかりですが、やはり最終回は必見!

各地で潜伏しながら、鏑木が救ってきた人達が、鏑木の無罪を証明するために戦います。
喫茶店で一同が会うシーンがあるんですが、個人的にドラマ内で一番好きな場面です。

ここまで観てくると、
「最初は鏑木が犯人だと思ってきたけど、あれ...これ違くね?」

と思えてくるはず。
もしかしたら鏑木が無罪を勝ち取れるのではないか、と期待を抱かずにはいられません。

4話ではあっという間!8話くらいで観たかった超良作!

本作は、ほんとうにおすすめ!
こんなにも最終回が気になって仕方なかったドラマは、殆ど無いなと。
このドラマは土曜日の夜に放送されていまして、日曜日の夕方の作業など終わった後に観るのがルーティンになっていました。

ただ最終回だけは気になりすぎて、放送と同時に観ました。
「鏑木が無罪であってほしい」
それだけ考えてパソコンの前に張り付いていました。

4話ってあっという間ですね。
できれば8話くらいで、もっとボリューム多めで観たかった作品です。
それだけ面白いドラマでした。

「連続ドラマW 正体」ぜひご覧ください。



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