胸糞!「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」の感想・あらすじ(グロいし最低だけど最高のドラマ)

この記事では、「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」の正直な感想を綴ります。

現在社会を生きる人々に問いかける、「正義」とは?
あなたはどう思うでしょうか?

「さまよう刃」とは?

本作は、タイトルのように東野圭吾さんの小説が原作。

2004年に発行されて以降、映画化もされ、海外でリメイク作品も作られました。
WOWOWでは2021年5月より全6話が放送されました。

(前クールは、橋本環奈さん主演「インフルエンス」でした)

本作の主人公・長峰を演じるのは竹野内豊さん

その他の登場人物を、

石田ゆり子さん
國村隼さん
古舘寛治さん
三浦貴大さん
井上瑞稀さん
瀧内公美さん
河合優実さん
市川理矩さん

らが演じます。

監督は、片山慎三さん。

作中では、コロナ禍という設定だと分かるシーンが随所に観られます。

「さまよう刃」のあらすじ

「さまよう刃」で描かれているのは、

娘を無惨な形で殺された父親の復讐劇

それ以上でも、それ以下でもありません。

警察は、娘を殺された被害者であり殺人犯でもある長峰を追いかけます。
そして長野のペンションで長峰と遭遇する和佳子は、娘を殺された無念と怒りを理解し、復讐に協力します。

私は原作や映画を観ずに、ドラマW版の「さまよう刃」を観たんですが......。

見所は...書きたくありません!(そんな結末あるかよ)

1話を観た時点から、胸を掻きむしられるような気持ちを覚えました。

映画やドラマを観て、こういう気持ちになったのは初めてかもしれません。


色んな意味で「次も観たい」が重なって、結局のところ6話を一気に観たのですが、他のドラマW作品とは少し違っていて。

この気持ちをなんとかしたい...
この復讐劇が成功するのか観なきゃいけない...

焦りにも似た気持ちが先に先に出てしまって、変な気持ちになっていました。

主人公に感情移入し切っていたんだと思います。

それだけに結末には全く、1ミリも納得いっていません。

だから見所とか書きたくないのです。

重樹が浮かばれない、絵摩が可哀想すぎる。


バカ刑事!もっと他の方法があっただろ。

はっきり言って、ムカつく!

【これが全てでは?】最終話の久塚の言葉

世の中、理不尽すぎないか...?

本作をご覧になった方は、きっとこう思ってるのではないかと。

最終話、釣り堀のシーンで國村隼さん演じる久塚が発した言葉。

これが全てではないかと思うんです。

もしこれが現実なら、少しずつでも変わっていったら良いですね。

(石田ゆり子さん繋がりで)

訳ありな人間を受け入れるシェアハウス「プラージュ」でも、

この作品の加害者少年は受け入れて欲しくないなぁ。

感情を揺さぶられずにはいられない...結局、ドラマW最高

本作を、「良いドラマだった」と簡単に言いたくありません。

賞を獲ったとか、そんなことは関係ない。

もっと多くの人が、長峰に協力してもいいだろう?

...とムシャクシャしている私は、きっと良い観客なのでしょう(笑)

先ほど言ったように、結末には全く納得できません。

目を背けたくなるような酷い・グロい描写も出てきます。

色んな媒体で、「さまよう刃」がWOWOWドラマのおすすめ作として並んでいますが、

「マジで言ってるの?」と思わずにはいられません。

間違っても知人には薦められないんだけど...。

ただ、登場人物の心情は実に丁寧に描かれています。
映像もとても素晴らしい!

ほんとうの意味で、考えさせられる作品です。

言うまでもなく、地上波では絶対に作れないでしょう。

結局、ドラマW最高っていう。

心の準備をしたうえで、ご覧になってみて下さい。

もう一度観たい、とは思わないけど。

【あとがき】さまよう刃でモヤモヤした方は「犯罪症候群」を観ましょう

感情のぶつけ場所を無くした......。
胸糞悪い......。

私と同じような感情を抱いた方に、解決策があります!

WOWOW×東海テレビ 共同制作連続ドラマ「犯罪症候群」を観てみて下さい。

時期も原作者も全く異なりますが、内容が綺麗にリンクしています。
「さまよう刃」鑑賞後に、たまたまこのドラマを見つけて観ました。


ただの偶然でしょうか?

私やその他の方が抱いたやり場のない怒りを、玉山鉄二さん演じる武藤という刑事がきっと発散してくれます。

渡部篤郎さん演じる環(たまき)という刑事が言います。

犯罪者に、復讐すればいい

そして谷原章介さん演じる鏑木という刑事が言います。

復讐するも地獄、復讐しないも地獄だ

このドラマも「正義と復讐」がテーマです。
きっと感情の「受け皿」になってくれるでしょう!

【あとがき②】まだモヤモヤする方に「悪党〜加害者追跡調査〜」もおすすめ

まだモヤモヤする方には、

連続ドラマW 悪党〜加害者追跡調査〜

をおすすめします。

東出昌大さん演じる佐伯が、少年事件の加害者を追跡する中で、過去のトラウマと向き合います。

本作には、「さまよう刃」に似たシーンもあります。

重く辛い場面もありますが、ぜひご覧ください。

最後に「悪党」の中の、木暮所長の言葉で終わります。

「あんなやつ、死んじまえばいいよな?

遺族だったらそう思うんじゃないのか?

これですよ、これが被害者遺族の本音ですよ」

おすすめの記事