伊兼源太郎さん原作「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」の見所と感想

「誰も信じるな」

この記事では、TOKIOの松岡昌宏さん主演の「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」の見所や感想を綴ります。

「警察の中の警察」と言われる人事一課監察係の刑事を描く骨太な尾行ドラマ!
視聴前にぜひ目を通して頂けたら「結構」(笑)

「結構」の意味は後ほど分かるかなと

「密告はうたう」とは?原作やドラマ版のキャスト

では最初に、「密告はうたう」の概要的な部分を解説していきます。

原作者は伊兼源太郎さん

このドラマは、伊兼源太郎さんの同名小説が原作。
2017年に発売されました。
伊兼さんの作品の中で、WOWOWでドラマ化されているのは、現在のところ「密告はうたう」のみです。

【あらすじ】警視庁人事一課監察係に届いたタレコミから全てが始まる

物語で描かれるのは、警視庁警務部人事一課監察係(ジンイチ)。
警察内での不正を監視し綱紀粛正を行う特殊な部署で、警察関係者から嫌われる存在です。
そんな監察係に届いた一通の告発文から全てが始まります。


主人公の佐良は、捜査一課から人事一課に異動して1年。
ある日、ジンイチに「皆口菜子巡査部長が免許証のデータを売っている」という告発文が届く。
府中免許センターで勤務する皆口は、佐良のかつての同僚。
過去に、同僚で婚約者であった斎藤を、とある事件で亡くしている。

佐良は、監察官の能馬から「皆口の行動確認を行うように」と命じられる。

「なぜ自分が......?」と戸惑いながらも、かつての仲間を監視する佐良。

行動確認を進めていくうちに、かつての未解決事件が関係していることが分かる。

皆口の目的は?そして黒幕は?告発文の送り主は?

一体、誰を信じればいいのか?


様々な登場人物の思惑が複雑に絡み合います。
推理・予想しながらご覧になってみて下さい。

ドラマの雰囲気は、全体的に暗いです。
そして静かで、淡々と進む場面が多いかなと。
ただ「重い」とかじゃ無いので、スルスルと観れるかなと思います。
(この表現、通じるのか??)

そうですね......雨が降っているどんより暗い日に観るのがおすすめです(笑)

「密告はうたう」のキャスト

本ドラマの主人公・佐良をTOKIOの松岡昌宏さんが演じます。

その他の登場人物を、

仲村トオルさん(能馬 役)
池田鉄洋さん(須賀 役)
泉里香さん(皆口 役)
三浦誠己さん(宇田 役)
戸塚祥太さん(斎藤 役)
甲本雅裕さん(梶原 役)
木村祐一さん(石黒 役)
鶴見辰吾さん(堤 役)
秋元才加さん(夏木 役)
眞島秀和さん(北澤 役)
ブラザートムさん(新穂 役)
アキラ100%さん(佐々木 役)

といった実力派・個性派キャストが演じます。

ドラマは全6話。
2021年8月22日から9月26日にかけて放送されました。

緊張感漂う!骨太な尾行サスペンス

「尾行ドラマ」なるジャンルが存在するのかは分かりませんが......。

本作は、尾行ドラマ好きの方にぜひ観て頂きたいです。
街中に溶け込み、「マルタイ」の様子を徹底的に調べるジンイチの刑事。

常に緊張感が漂うことは言うまでもありません。
先述したように淡々としたシーンが多めですが、なぜかワクワクするという。
WOWOWの他ドラマとは、雰囲気が異なる作品です。

【東京郊外】土地勘がある方はより一層楽しめるはず!

ドラマには、府中運転免許センターをはじめ、三鷹市から武蔵野市あたりの風景がいくつか登場します。

原作も三鷹市や武蔵野市(吉祥寺)が舞台なのかな。
バスとか、駅ビルの中など「あ、ここ知ってる」という場面がありました。

東京郊外の土地勘がある方や、住んでいる方はより一層楽しめるでしょう!

個性的なキャストの演技も絶妙!

派手なシーンは少ない「密告はうたう」というドラマ。
本作を支えるのは、個性派キャストによる絶妙な演技力に他なりません。
私の視点から、いくつかピックアップしてご紹介します。

「結構」が口癖の能馬を演じる仲村トオルさん

佐良の上司であり、「能面の能馬」と呼ばれているのが、仲村トオルさん演じる監察官・能馬です。

やたら「結構」と言うあたりが、なんか癖になります(笑)

淡々と話す・感情を一切表に出さない。
いつもの仲村トオルさんとは違う演技が観られます。

【意外】シリアスな池田鉄洋さん

佐良とともに、皆口の行動確認を行う「須賀」を演じるのが池田鉄洋さんです。

私の勝手なイメージですが、コミカルでおちゃらけた役が多いと思っていました。
(トリックのイメージが強いからかw)

ただ本作の池田さんはとにかくシリアス!笑顔は一切見せません。
マルタイにばれないための様々な変装も登場するので、そのあたり含めてぜひ楽しんでみて下さい。

TOKIOのイメージと大きく異なる松岡さん

主人公・佐良を演じる松岡さんの「オン」「オフ」も要チェックです!

過去の事件の時の佐良と、今回の行動確認時の佐良が描かれているのですが、様子が全く違います。

過去の事件(同僚の斎藤が亡くなった時)の佐良は、いわば「オン」というか、私達がイメージしているであろう松岡さんです(笑)
(ドラム叩いている)

対して、現在の佐良は「オフ」というか、明らかに覇気が薄い。
佐良のコントラスト、松岡さんのオン・オフもチェックしてみて下さい。

狙っている?情報屋・佐々木を演じるアキラ100%さん

物語のキーマンである情報屋・佐々木を演じるのがアキラ100%さん。

皆口と接触し、亡くなった斎藤とも繋がっていたことが分かります。
雰囲気など、凄くハマっています!

あと、明らかにウケを狙ったシーンもあります。
アキラ100%さんならではのシーンを見つけてみて下さい!

「誰を信じるべきか?」刑事たちの心理戦を堪能してください

今回は、「密告はうたう 警視庁監察ファイル」について書きました。

秘密というか、情報戦というか。
「誰を信じれば良いのか?」という心の駆け引きが楽しめるドラマです。

ぜひ実際にご覧になって下さい!



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