
骨太で社会派。
WOWOW制作の「連続ドラマW」には、大人が楽しめる優良な作品が数多くあります。
脚本や制作はさることながら、やはり演技力のある「俳優」がいなければ、視聴者の心が動くドラマは完成しません。
ということで、このシリーズでは、出演俳優にスポットを当てていきます。
主演俳優だけじゃない!百戦錬磨の脇役がいてこそ、物語は輝くのでしょう。
この記事では、俳優・高嶋政伸さんにスポットを当てていきます。
【芸能一家】高嶋政伸さんの簡単な経歴
高嶋政伸(たかしままさのぶ)さんは、1966年10月27日に東京都で生まれました。
父親は高島忠夫さん、母親は寿美花代さん。
兄は高嶋政宏さん。
その他、親戚含めて芸能一族といった感じですね。
兄の高嶋政宏さんは、「連続ドラマW 宮部みゆき「ソロモンの偽証」」にも出演されています。
2011年〜2012年に離婚騒動がありましたが、無事に離婚が成立。
2015年に再婚されています。
連続ドラマWでは悪役・憎まれ役が多い!
数多くの地上波ドラマに主演・出演されていますが、WOWOWドラマにも多く出演されています。
連続ドラマWの中では、悪役や憎まれ役が多いです。
それも、かなりぶっ飛んだ悪役ね(笑)
チンピラとかではなく、キャリアや高い役職といった「エリート役」が多いのかなと。
それだけに、一層悪く憎く映るというw
安定感があるのは言うまでもありません。
「役作り」が凄いらしい
これは色んなところで語られていますが、役作りへの集中力が凄いとのこと。
演じる人物を徹底的に掘り下げるからこその、憑依したかのような安定感なんですね。
「プロ」という感じがして、かっこいいです!
私は、どうしても「ローソン」のイメージが残っているんですが...。
ふ、古いか?
【らしさ全開】高嶋政伸さん出演!連続ドラマW作品4選
ではここから、高嶋政伸さんらしさ全開の「連続ドラマW」4作品を紹介します。
株価暴落
「株価暴落」は、池井戸潤さんの同名小説が原作。
大手スーパー「一風堂」を襲う連続爆破事件。
その裏には、ある事件が隠されていた。
メインバンクである白水銀行はどう動くのか?
主人公の坂東を演じるのは織田裕二さん。
そして坂東と真っ向から対立するのが、高嶋政伸さん演じる二戸です。
様々な理由から一風堂への追加融資を急ぐ二戸と、「融資の要諦は回収にあり」という信念から融資に慎重になる坂東の戦いは見応え十分です。
このドラマは、「高嶋政伸さん度」高め!
お供物の葡萄をかじるわ、お酒を頭からかぶるわ、白目になるわ。
らしさ全開のドラマです。
そんな二戸にも、実は大きな野望があるんですけどね。
ドラマはもちろん必見!
ぜひチェックして頂きたい作品です。
沈まぬ太陽
WOWOW開局25周年で制作された超大作。
国民航空に入った後に、運命が分かれ、全く別の道を歩いた2人の男を描きます。
主演は上川隆也さん・渡部篤郎さん。
その脇を、主演級の豪華俳優がガッチリ固めます。
ほんとオールスターですわ。
見応えうんぬんというより、「何も考えずに見ようよ」と。
20話以上の長編で1部と2部に分かれていますが、私は一気にまとめ観してしまいました。
それだけ目が離せない!
今作で、高嶋政伸さんは2部から登場。
ジャパン・エア・ツーリスト専務の轟という男を演じます。
不正な金で、豪華クルーザーで豪遊する、もちろん悪役です。
髪型やメガネ、食べ方など、今作も「高嶋政伸さん度」は高め。
他の豪華俳優の中でも、一際存在感を放っています。
血の轍
警察と公安の戦いを描いた、相場英雄さんの小説をドラマ化したのが「血の轍」です。
主演は谷原章介さん・原田泰造さん。
ドラマ1話目の冒頭から高嶋政伸さん演じる曽野が登場。
「見なきゃだめだよ」
「これは命令だからね」
冷たい口調で、原田泰造さんが演じる志水を追い込んでいきます。
他作品のような怪演ぶりというよりは、冷徹な悪い奴という感じかなと。
曽野という男は、高嶋政伸さんだから演じられたのかなという気がします。
全4話。
あっという間に見終わっちゃうと思います。
ぜひチェックして下さい。
真犯人
2つの時代の未解決事件を追う刑事を描いたのが、「連続ドラマW 真犯人」です。
主演は上川隆也さん・小泉孝太郎さん。
昭和に起こった誘拐事件を追い続けて、ついに解決できなかった上川さん演じる重藤。
平成で起こった事件に、過去の事件との繋がりを見出し捜査する小泉さん演じる日下。
このドラマの中で、高嶋政伸さんは静岡県警本部長・榛を演じます。
出世欲の強い、安定の嫌な奴(笑)
ジッポをチャカチャカ鳴らすシーンは注目です!
「連続ドラマW 真犯人」については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
らしくない?高嶋政伸さんが良い人を演じたドラマW作品3選
ご覧頂いたように、悪役や狂人を演じさせたら一級品の高嶋政伸さんですが、中には良い人を演じた作品もあります。
思わず「らしくない!」と言いたくなる3作品を紹介します。
セイレーンの懺悔
中山七里さんの小説が原作の「セイレーンの懺悔」は、報道メディアをテーマにした作品です。
視聴率主義のメディアの是非を問う深い物語で、高校生が殺害されたある事件の加害者と被害者を追う主人公。
正義感で追跡した取材が、実は誤報だった...。
主人公の朝倉を演じるのは、新木優子さん。
そんな朝倉と衝突する、メディア嫌いの刑事・宮藤を高嶋政伸さんが演じます。
落ち着いた口調と、芯に持つ正義感。
うーん、高嶋さんらしくないぞ(笑)
でも、そこがまた良いんです。
内容も骨太で、メディアの裏側まで深く切り込んでいます。
夜がどんなに暗くても
同じく、中山七里さん原作の「夜がどんなに暗くても」も、メディアを舞台にした物語です。
敏腕記者の息子が、突然ある殺人事件の容疑者に。
追う側から一転、メディアから徹底的に追求される側になる主人公。
それでも息子の無罪を信じる主人公は戦い続けます。
主人公の志賀を演じるのは、上川隆也さん。
タイトルの通り、暗い暗い夜を歩き続ける辛い役です。
そして、事件を担当する刑事・宮藤を高嶋政伸さんが演じます。
「夜がどんなに暗くても」と「セイレーンの懺悔」は、2020年に2ヶ月連続で放送されました。
この宮藤という人物は、おそらく同一人物なのでしょう。
どうりで、「なんか似てるなぁ」と思っていたんです。
私は、「夜がどんなに暗くても」から先に観たのですが、
階級とか関係なく、事件の真相を究明しようとする宮藤を演じる高嶋さんを観て、「どうしちゃったんだ?」と少し心配になりました(笑)
(白目にもならないしw)
らしくない!
でも、ベビーフェイス役も合ってますね!
ドラマW「黒い春」
最後に一作だけ。
2007年に放送された「黒い春」という作品で、高嶋さんは主人公の飯守を演じています。
ある日、黒い粉を吐いて亡くなった遺体が病院に担ぎ込まれます。
その後も、同様の症状でなくなる人間が増え続けることに。
なぜか春先に被害が集中し、夏になるとピタッと収まる。
一体、原因は何なのか?
まだ「連続ドラマW」がスタートしていない時の、「ドラマW」としての単発作品です。
映像の質とかはまだそこまで良くないですが、2022年の今だからこそ楽しめました。
テーマがテーマだけにね。
【おまけ】「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させて頂きます」にも出演
ドラマではないですが、
「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させて頂きます」にも、高嶋政伸さんは出演されています。
「ある設定のある役を、全く別の俳優が演じたら?」という、とても興味深いテーマ。
遠藤憲一さん演じる「諸井情」が、謎の殺人鬼エスカルゴマンを追う中で、様々な人物と遭遇します。
高嶋さんは第6話に登場し、サイキック捜査官のフレディ金城を演じます。
何人かの有名俳優が出演していますが、正直言って、高嶋政伸さんが断トツに面白かった!
(あと、水野美紀さんも面白い!)
高嶋さんと遠藤さんの演技合戦は必見です。
これからも高嶋政伸さんのドラマW出演に期待!
この記事では、俳優・高嶋政伸さんが出演している連続ドラマW作品を紹介しました。
日本を代表する名俳優。
これからも、連続ドラマWへの出演を期待しています!
できれば、振り切った悪人・狂人がまた観たいなぁ。


